誰にでも優しくは、できない
いつでも、誰に対しても
人に優しくありたいですね。
でも、それは可能でしょうか?
いつでも誰にでも
人に優しくすることは
実は、できないのです。
とある行為が
ある人にとって、優しく感じても
他の人にとっても、その行為が
優しい行為に感じる
とは、言えないからです。
受け取る側にとって、
その行為の意味は、
変わってしまうからです。
なぜ、人に優しくなりたいの?
「人に優しくしたい」
「人に優しくなりたい」
と思った時に、そのタイミングで
考えて欲しいことがあります。
それは「誰のためなのか?」
と、いうことです。
「(常識として)人に優しくした方が良いじゃん」
という考え方の場合も含めてですが
人に優しくすることで、
相手から「優しい」という
評価を得ようとしています。
それは「見返りを求めた優しさ」なのです。
それは「本当の優しさ」でしょうか?
優しい人は他人に優しくしようと思っていない
「この人、いつも人に優しいなぁ~」
と思う人が、あなたの近くにいたら、
その人に、ぜひ聞いてみてください。
その人が、人に対して優しくしようと
実はそこまで意識していないこと
に気づけると思います。
ではなぜ、その人は、いつも
他人に優しくできるのでしょうか?
人に優しいのではなく自分に優しい
意識もしていないのに、いつも
人に優しくできる、そのコツは
自分に優しくすること
です。
本当は、他人に優しい人は
他人に優しい人なのではなく
自分に優しい人なのです。
自分に優しく過ごす過程の中で
他人に対して、優しく接したり
その行為が、他人に優しいと
受け取られているだけなのです。
例えば、穏やかに話すのは
自分の気分を良く保つためです。
それが、相手の気持ちまで
穏やかにしているだけなのです。
自分に優しくなるには
人に優しくなるには
自分に優しくなれば良い
とお伝えしました。
では、自分に優しくする
というのは、どうすればいいのでしょうか?
その方法は、いくつもあります。
その1つは自分の優先順位を上げることです。
他人よりも自分自身の優先順位を上げて
自分を大事にすることです。
自分に優しくすることで、
優しくすることがどういうことか分かり、
自然と人にも優しくできるようになります。
人との関わり方に気づいていく
自分に優しくするその過程の中で
人に優しくするということについて
分かってきます。
人との関わり方が分かってきます。
周りの全ての人に対して、
優しくしようとしなくても良く
周りの全ての人に対して、
仲良くなろうとしなくても良いのです。
相手に「優しい人」と思われようと
駆け引きをしようとしないで、
ありのままの姿を見せるだけで
あなたにとって、必要な人とは関わり
必要のない人は離れていきますから。