正しさとは何か?本当の正しさを知るために

正しさがわからない
目次

正しさが分からない理由

「正しさが分かりません」

と私のところに相談される方の多くが、

同じ思考パターンに陥っています。

それは「正しさ=社会的な正しさ」

と思い込んでいることです。

しかし、本当の「正しさ」とは一体何でしょうか?

実は、正しさには2つの側面があります。

  1. 社会的な正しさ:一般的な価値観やルールに基づいた正しさ
  2. 自分にとっての正しさ:自分の価値観や幸福に基づいた正しさ

多くの人は、社会的な正しさを

自分の正しさと混同してしまい、一致しないため

「何が正しいのか分からない」と感じてしまうのです。

正しさとは何か?

正しさを理解するためには、

まず「社会的な正しさ」

「自分にとっての正しさ」

違うものであると気づくことが大切です。

そして、

「自分にとっての正しさ=自分にとっての良さ」

と考えることが重要です。

しかし、多くの人は

「人の目を気にしすぎる」

「社会的に正しいことをしようとする」あまり、

自分にとっての良さを見失ってしまいます。

これが、正しさが分からなくなる原因なのです。

正しさが分からない本当の理由

正しさが分からなくなる、

もう1つの理由は、

正しさという感情がネガティブ

な側面を持つからです。

「正しさ」には強い正義感が伴います。

しかし、正義感にはネガティブな側面があり、

それが苦しみを生む原因にもなります。

頭では「正しいことは良いこと」だと信じている

しかし、感覚的には「正しさに縛られることが苦しい」と感じる

この矛盾が葛藤を生み、

正しさが分からなくなるのです。

「正しいこと=良いこと」と勘違いした理由

私たちが「正しさ=良いこと」

と思い込んでしまうのは、

親や教師などからの教育の影響が大きいです。

また、人生の中で正しさを使って

「優越感を得る」

「自分を正当化する」

といった経験があると、

正しさを手放しにくくなります。

しかし、これらの優越感や正当化は、

実は「正しさというネガティブな感情」

によるものです。

「正しさ」はプライドを表す

ネガティブな感情でもあるため、

プライドを手放すことに

抵抗を感じる人も少なくありません。

正しさを手放すと、本当の正しさが見えてくる

では、正しさを手放すと

どうなるのでしょうか?

それは、社会的な正しさを

追い求めなくなり、

自然と自分にとっての良さ

を追求するようになるということです。

このとき大切なのは、

「自分にとっての正しさ=自分にとっての良さ」

であると理解していることです。

正しさを手放すためには、固定観念を外し、

正しさというネガティブな感情を

手放すことが必要になります。

そのためには、心の専門家の

サポートを受けるのも1つの方法です。

心の専門家は、あなたの中にある

「私は正しい」という固定観念を見つけ、

それを外す手助けをしてくれます。

また、ネガティブな感情を消化する

サポートもしてくれます。

自分にとっての正しさを見つけるために

正しさを手放すことで、あなたは

「社会的な正しさ」

「自分にとっての正しさ」

明確に切り分けることができるようになります。

そして、その気づきや体験が、

あなたにとっての幸福へとつながるのです。

もし、正しさが分からず

悩んでいるのであれば、1度

「自分にとっての良さ」

見つめ直してみてください。

それこそが、

本当の正しさへの第一歩

となるはずです。

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