嘘は真実ではない、だけ
嘘はそもそも
ついても良いのでしょうか?
ついてはいけないものでしょうか?
嘘は基本的に、
ついてはいけないものです。
では、なぜ嘘は
ついてはいけないのでしょうか?
嘘は「真実ではない」からです。
嘘をついてはいけない理由
「真実ではない」というだけで
悪いものとして、捉えても
いいのでしょうか?
嘘をついた時の気持ち
に着目してみてください。
「真実ではない」ということで
心の中に罪悪感が産まれます。
それが、
嘘をついてはいけない理由
だったのです。
しかも、嘘をついたという
罪悪感がいつまでも残り、
消せない場合があります。
罪悪感を持ち続け蓄積していくと
「私は、汚(けが)れた人間だ。」
「罪を犯した(悪いことをした)人間だ」
「だから、幸せになってはいけない」
と、自らを無意識の中で
罰してしまうのです。
そのため
「嘘はつかない方がいい」
と言われるゆえんなのです。
嘘をつくとか、つかないとか
内容のことではなく
嘘をついた時に産まれる
感情が実は、問題であり
嘘をついてはいけない理由なのです。
ついても良い嘘もある?
嘘の内容が問題ではないとして、
ついても良い嘘はあるのでしょうか?
ついても良い嘘があるとしたら
それは、どんな嘘でしょうか?
もし、嘘をついたことで
相手が良い気分になったとします。
これは、ついても良い嘘でしょうか?
答えは、YES(はい)です。
誰も傷つけず、むしろ相手を
良い気分にさせるのであれば
それは、ついても良い嘘です。
良い嘘ならいくらでもついても良い?
良い嘘なら、いくらでも
ついても良いのでしょうか?
その嘘が、誰も傷つけないもので
相手の気分を良くさせるとしましょう。
しかし、自分自身だけには
「真実ではない」
ということがバレています。
「真実ではないことを言ってしまった」
という気持ちは、バレています。
その時点で、多少の罪悪感はあるのです。
ですから、できる限り
嘘はつかない方が良いです。
自分自身にも正直で生きましょう。