あなたは自己犠牲をしていませんか?
以前の私は、自己犠牲を沢山してきました。
ボランティアで、色々なことをしてきました。
それが美徳とも思っていました。
『貢献』という言葉さえ使って
自分を正当化していました。
自己承認ができず、
自己価値を自分に感じられないので、
人を通して自分を認めてもらおうとしていたのです。
人に尽くすことで、
相手の「役に立つこと」で
自分の価値を上げよう
としていたのです。
人の役に立たなければ…
その根底には、
「人の役に立たなければ、私には価値なんてない!」
という考えに、はまっていたのです。
尽くすという行為の中で実は「取り引き」
が行われています。
「私はあなたに尽くすから、
あなたは私を受け入れて(認めて)下さい!」
とね。
私が他人をコントロールして
欲しいものを得ている。
でも、まさか私がそんな人だとは
思われたくないので
「貢献」的な「尽くすこと」に
見せることができたら、
自分の心の中では、
成功だったわけです。
行動の動機が【痛み】の場合
でも、
行動の【動機が痛み】の場合
結果が(自分にとって)痛みで終わります。
![過去にとらわれてうなだれる女性イメージ](https://stressclearroom.com/wp-content/uploads/2020/05/1d645ff8250aa30132d1bc6931bc3a3d.jpg)
![過去にとらわれてうなだれる女性イメージ](https://stressclearroom.com/wp-content/uploads/2020/05/1d645ff8250aa30132d1bc6931bc3a3d.jpg)
私は何年もソコに気づけませんでした。
その痛みが起きた理由が。
ずっと、
私が与えた人のせいにしてきましたが
人のせいにするのを辞めた時に気づけた
のです。
『貢献だ』と言いつつ、
「無償の愛の行為」
ではなく交換条件を使った
「取引行為」
だったことに。
取引行為だったから…
![人型の絵と人型の絵が握手している](https://stressclearroom.com/wp-content/uploads/2020/05/ad5bf33231c7cf4d491876abc5b628e1.jpg)
![人型の絵と人型の絵が握手している](https://stressclearroom.com/wp-content/uploads/2020/05/ad5bf33231c7cf4d491876abc5b628e1.jpg)
ただ、
条件や取引もなく与えている時は、
傷つくということはありません。
傷つくということは
気づかれずに(笑)
相手から何かを
「得よう」としていたからです。
「~してあげたのに」
という言葉を
私は以前使っていましたが、
この裏には要求がありました。
また「取引行為」には
依存が起こりやすいです。
依存が起きていた場合、
復讐行為に発展しやすいです。
「復讐」に意識を注ぎ込むと、
自分の傷を見ないように
意識をはぐらかすことができます。
「自分と向き合うこと」を先延ばしにできるため、
自己回復が難しくなっていきます。
自己犠牲
↓
取引行為
↓
自己犠牲
↓
取引行為
↓
自己犠牲…
というパターンを繰り返してはいませんか?
自己犠牲は取引行為
自己犠牲は取引行為です。
少しずつでも意識して止めて、
自分と向き合い、
自己回復につとめられたらいいですね。
もし
「私にはできな~い」「簡単にはできな~い」
と思われたら、ご連絡下さい。
私がセッションにて、その感情を手放すサポートをしますから。