※下記の文章は、あくまでも
「進路」に関したことであり、日ごろの
「しつけ」に関することではありません。
親は失敗しない生き方を望むから
あなた自身にとって
自分らしい生き方とは
どのような生き方なのか、
ご存知ですか？
多くの人は「自分らしい」とか
「本来の自分」「本当の自分」
というのが、分からずに生きています。
あなた自身のことを
あなたほど知っている人は、
この世にはいません。
あなた自身が分からないのに
親があなた以上に、
あなたのことを分かるはずもありません。
親が言う「あなたのため」という嘘
親は、あなたに対して
「あなたのために言っているのょ」
と言いますが、実際は本当でしょうか？
親が子どもに対して願っているのは
苦しみの少ない人生です。
失敗しない安全な生き方を勧めます。
なぜなら、その方が親として
安心でいられるからです。
ということは、
「あなたのため」と言っているけど
実は「親（自分）のため」に
あなたに言っているのです。
親が子どもに望む職業は
日本人の親が、子どもになって欲しい
職業のランキング1位は公務員です。
しかも、男の子でも女の子でも
ダントツ1位です。
公務員は、離職率が低い職業だからです。
ということからも、親は
子どもの本当の幸せや子どもの成功を
真剣に考えたり、願っているのではなく
自分の子どもが他人よりも苦しまずに、
安定した失敗の少ない人生を生きていく
ことを心から願っているのです。
2位は、会社員で
3位は、医者だそうです。
会社員って時点で
子どもに〇〇の仕事をやって欲しい
という気持ちが無いことが分かります。
3位の医者は、2位や時々1位になることもあります。
それは医者の平均年収が他より高いことや
自分が老いた時の健康など
親自身の私利私欲が入っています。
医者という職業が、他の仕事に比べて
自殺率が約2倍高いことを知らないからでしょう。
自分らしいに近づくには
親の言う通り(の進路)にすると
「自分らしい」「本来(本当)の自分」
から、かけ離れると思ってください。
親が自分の進路に反対する、その時
「自分らしい」「本来(本当)の自分」
の方に、近づこうとしている
と思ってください。
ただ、その挑戦には
恐怖や怖れがつきまといます。
変わろうとすることの「怖れ」を
持ったのが人間です。
昨日と変わらない自分でいようとし
危険を避け安全に生きようとする本能です。
怖れには、耳をかさずに
「本来(本当)の自分」に近づく
ワクワクだけを握りしめて進んでください。
その先で、もし
失敗する体験をしたとしても
後悔は、残りません。
そして、その上手くいかなかった
経験は、その先にも活用できます。
ですので、失敗という意味づけは
その時点では、まだ早いのです。
親を喜ばそうとして
「親を喜ばせようとして…」
「親が言った進路だから…」
という理由で、
20代でもがき苦しみ
30代で本当の自分が
何をしたいのか分からない
と(自分を)見失う方々が
実に、多いです。
それは、親を喜ばせようとしたり
親が言った通りにしたからです。
あなたが、充実した人生をおくり
その姿を親に見せられたら
親は自然と喜びます。
「親を…」という視点が間違えたのです。
「自分を…」という視点を持てば良かったのです。
自分を喜ばせるために
自分の能力は関係なく
自分のしたい(仕事)ことして、
自分を満たせば良いのです。
だから、最後にもう1回言います。
親の言うことを聞いてはいけない!
