心の疲れとは?|疲れが取れない原因と心の疲れを解消する方法
「しっかり寝ているのに、疲れが取れない」
「休んでいるはずなのに、何もする気になれない」
「以前は普通にできていたことが、なぜか面倒に感じる」
そんな状態が続いていませんか?
体が疲れているのであれば、
睡眠を取ったり、ゆっくり休んだり
することで回復していくことがあります。
しかし、
・休んでも疲れが取れない
・寝ても気持ちが重い
・何日休んでも、やる気や気力が戻ってこない
そのような感覚があるときは、
体だけではなく、
心が疲れているのかもしれません。
では、
「心の疲れ」とは、
いったい何なのでしょうか?
ストレスクリアルームでは、
心の疲れとは、自分の中に
蓄積したネガティブな感情
だと考えています。
心の疲れとは蓄積したネガティブな感情
私たちは毎日の生活の中で、
さまざまな感情を
感じながら生きています。
例えば、
・仕事で嫌なことがあって腹が立った
・人から言われた言葉に傷ついた
・人間関係がうまくいかなくて悲しかった
・これからどうなるのか不安になった
・誰にも分かってもらえなくて寂しかった
・本当は嫌なのに我慢した
このような感情が生まれても、
その感情を十分に消化できないまま
日常生活を送ることがあります。
1つひとつは小さな感情だったとしても、
我慢したり、押さえ込んだり、
気づかないふりをしたり
しながら過ごしていると、
心の中に感情が溜まっていきます。
そして、
ネガティブな感情が蓄積していくことで、
心の疲れとして感じるようになる
ことがあります。
これが、ストレスクリアルーム
が考える「心の疲れ」です。
心が疲れると、やる気や気力も減っていく
心の疲れが溜まってくると、
「何もしたくない」
「人と話すのも疲れる」
「仕事に行くのが面倒」
「以前は楽しかったことを楽しめない」
「とにかく休みたい」
と感じることがあります。
やる気や気力が減り、
無気力な状態になってしまう
こともあります。
そして、
心が疲れているのに、
体が疲れていると思って休み続ける。
しかし、なかなか疲れが取れない。
そんな状態になることもあります。
もちろん、体の疲れには
十分な睡眠や休息が大切です。
しかし、
休んでも、寝ても、なかなか
疲れが取れないのであれば、
体だけではなく、自分の
内面に溜まっている感情に
目を向けてみることが大切です。
なぜ心は疲れてしまうのか?
心が疲れてしまう原因は、
人によって違います。
仕事かもしれません。
人間関係かもしれません。
夫婦関係かもしれません。
家族の問題かもしれません。
将来への不安かもしれません。
しかし、ここで大切なのは、
出来事そのものだけを
「心の疲れの原因」と考えないことです。
例えば、
「上司が最大の心の疲れだ」
と感じているとします。
すると、
「上司がいなくなればいい」
「上司の性格が変わればいい」
と思うかもしれません。
しかし、ストレスクリアルームでは、
上司だけに意識を向けるのではなく、
「その上司と接しているとき、
自分はどんな感情を感じているのだろう?」
と、自分自身の感情に意識を向けていきます。
心の疲れの原因となっている感情に気づく
上司と接したとき、
・腹が立つ
・怖い
・緊張する
・嫌われるのが不安
・認めてもらえなくて悲しい
・自分ばかり我慢していることが悔しい
・本当は言い返したい
・逃げたい
このように、
「上司が嫌だ」という
1つの悩みの中にも、
いくつもの感情が隠れていることがあります。
そして、
心の疲れを解消していくためには、
相手だけを見るのではなく、
自分が抱えている感情に気づくこと
が大切です。
我慢し続けると、自分の感情が分からなくなる
普段から我慢することが多かったり、
人に気を使い過ぎたり、
自分より相手を優先することが
当たり前になっていたりすると、
自分の感情が分からなくなることがあります。
「別に大丈夫」
「これくらい我慢しなければ」
「自分が気にし過ぎているだけ」
そうやって自分の気持ちを
押さえ続けているうちに、
本当は自分が何を感じているのか
分からなくなってしまう
ことがあります。
そんなときは、
1度、相手や出来事から意識を離して、
自分自身に意識を向けてみてください。
「私は今、どんな気持ちなのだろう?」と。
自分の感情に向き合ってみる
例えば、
なぜ、私はこんなにイライラしているのだろう?
なぜ、こんなに悲しくて寂しいのだろう?
なぜ、怖くて不安なのだろう?
なぜ、やる気や気力が出ないのだろう?
と、自分自身に問いかけてみます。
そのとき、
「あの人が悪いから」
「会社がおかしいから」
という相手側の答えだけで終わらせず、
自分の内面にある気持ちや
感情に意識を向けてみてください。
1つの悩みに対して、
感情が1つだけとは限りません。
怒りの奥に悲しみがあることもあります。
不安の奥に怖さがあることもあります。
イライラしていると思っていたけれど、
本当は、
「分かってもらえなくて悲しかった」
という気持ちが隠れていることもあります。
自分が抱えている感情に気づくことが、
心の疲れを解消していくための第一歩
になります。
心の疲れを解消するには感情を消化する
自分が抱えている感情に気づいたら、
次は、そのネガティブな感情を
消化していくこと
が大切です。
ストレスクリアルームでは、
「感情を消化する」
「感情を解放する」
「感情を手放す」
という表現を使うことがあります。
表現は違っていても、
自分の中に残っている感情が、
少しずつ自分から離れていく
ことを意味しています。
例えば、
以前は上司を見るだけで腹が立っていた。
しかし、抱えていた
怒りを消化していくことで、
以前ほど腹が立たなくなった。
上司は同じです。
職場も同じです。
起きている出来事そのものも同じです。
しかし、
自分の中にあった感情が変わることで、
その出来事から受ける心の負担が変わる
ことがあります。
これが、感情を消化していく
ということです。
感情が離れると悩みが事象に変わっていく
これはストレスクリアルームが、
大切にしている考え方の1つです。
私たちは、
「上司との関係が悩み」
「夫婦関係が悩み」
「お金の問題が悩み」
と思っています。
しかし、
そこから自分の感情が離れていくと、
それまで「悩み」だと思っていたものが、
ただ対処すればよい「事象」に変わっていく
ことがあります。
例えば、
上司に対する強い恐怖や怒りがなくなれば、
「必要なことを伝える」
「距離を取る」
「仕事のやり方を相談する」
「環境を変える」
など、
その状況に必要な対応を考えやすくなります。
感情が強く動いているときには、
目の前の出来事そのものが、
とても大きな問題に感じられます。
しかし、感情が消化されていくことで、
「では、この出来事にどう対処しようか」
と考えられるようになることがあります。
私たちは出来事ではなく感情に悩んでいることがある
人は、
「悩みがなくならない」
と思うことがあります。
しかし、
本当に苦しんでいるのは、
出来事そのものなのでしょうか?
例えば、
過去に起きた出来事は、
もう変えることができません。
それでも何年も苦しいのであれば、
現在苦しんでいるのは、
その出来事に対して
今も自分の中に残っている感情
なのかもしれません。
もし、
今抱えている悩みに対する感情がなくなったら、
あなたはその出来事を、
今と同じように「悩み」だと感じるでしょうか?
ここを考えてみると、
自分が本当に苦しんでいるものが何なのか
が見えてくることがあります。
自分では感情を消化できないこともある
もちろん、
自分の感情に気づいたからといって、
すべて自分一人で消化できるとは限りません。
「何を感じているのか分からない」
「頭では理解しているけれど、感情が変わらない」
「何年も同じことに苦しんでいる」
「何度も同じ人間関係を繰り返してしまう」
ということもあります。
自分自身の感情だからこそ、
一人では気づきにくいものもあります。
そんなときは、
感情を消化することを
サポートしている専門家の力を借りる
という方法もあります。
自分では気づいていなかった感情に気づき、
「自分の中に、こんな感情もあったんだ」
と分かることもあります。
そして、その原因となっている
感情を最後まで消化していくことで、
心の疲れが少しずつ
軽くなっていくことがあります。
心の疲れを感じたら、自分の感情を見てみる
「寝ても疲れが取れない」
「休んでも気力が戻らない」
「何をするにも疲れる」
そんなとき、体を休ませることは
もちろん大切です。
そのうえで、自分の心にも
目を向けてみてください。
・自分は何を我慢しているのか
・何に腹を立てているのか
・何が悲しいのか
・何が怖いのか
・何が不安なのか
・本当はどうしたかったのか
心の疲れの奥には、
自分でも気づいていなかった
ネガティブな感情が
蓄積していることがあります。
ストレスクリアルームでは、
心の疲れとは蓄積したネガティブな感情
だと考えています。
そして、
心の疲れを解消していくためには、
その感情に気づき、
抱えている感情を消化・解放していくこと
を大切にしています。
もし今、
あなたが抱えている悩みに対する
感情が消化されたとしたら、
その出来事を、
今と同じように感じるでしょうか?
まずは、
「私は今、何を感じているのだろう?」
と、自分の内面に意識を向ける
ところから始めてみてください。
心の疲れを解消していく
ための手がかりが、 そこに
あるかもしれません。
【この記事を書いた人】
竹田 久善(たけだ ひさよし)
ストレスクリアルーム 代表カウンセラー・心理療法士
新潟市中央区にある「ストレスクリアルーム」で心の悩みに向き合い、感情を解放するカウンセリングを行っています。
これまで2,511件以上の相談に携わり、不安・怒り・悲しみなどの感情の悩みをはじめ、人間関係、仕事・職場、恋愛、夫婦、家族・親子関係、トラウマなど、さまざまな悩みと向き合ってきました。
心の学びでは、日常の悩みや生きづらさを軽くするための気づきや本質について分かりやすくお伝えしています。
[竹田久善のプロフィールを見る]
竹田 久善(たけだ ひさよし)
ストレスクリアルーム 代表カウンセラー・心理療法士
新潟市中央区にある「ストレスクリアルーム」で心の悩みに向き合い、感情を解放す
るカウンセリングを行っています。
これまで2,511件以上の相談に携わり、不安・怒り・悲しみなどの感情の悩みをはじめ
、人間関係、仕事・職場、恋愛、夫婦、家族・親子関係、トラウマなど、さまざまな
悩みと向き合ってきました。
代表ブログでは、日常の悩みや生きづらさの背景にある感情や心理について、これま
での経験や学びをもとに分かりやすくお伝えしています。
[竹田久善のプロフィール・経歴を見る]