人を許せず苦しんでいましたが、正しさへのこだわりを手放せました【新潟県|40代女性】

query_builder 2024/03/15
自分自身の悩み
人を許せず苦しんでいましたが、正しさへのこだわりを手放せました【新潟県|40代女性】

新潟県|40代女性|F様の体験談|人を許せない・正しさへのこだわり

「正しくなければならない」と考えていました

私の母は、どちらかというと

大らかで、少しいい加減に

見えるところがありました。


そんな母に対して、

父はいつも怒っていました。


父には、

「間違っていることは

正さなければならない」

「自分の言うとおりにすればいい」

という強さと恐さがありました。


父が自分の正しさを押しつけ、

母を従わせようとする姿を、

子どもの私は内心、

嫌だと感じていました。


それなのに大人になった

私は父と同じように、

「正しく生きなければならない」

「間違ったことをしてはいけない」

と考えるようになっていました。

人や物事の悪いところが目につくようになりました

正しくあろうとするほど、

他人の間違いや良くない所が

気になるようになりました。


誰かの言葉や行動を見て、

「それは間違っている」

「普通はそんなことをしない」

「どうして正しくできないのだろう」

と思うことが増えていきました。


自分では正しいことが

何よりも大切なこと

だと思っていました。


そのため、いつの間にか、

相手を理解せずに、

「正しい」か「間違っているか」

で判断するようになっていた

のだと思います。


不思議なことに、

私の周りには、

自分の正義を強く

主張する人が現れることも

多くありました。


そういう人を見ると

嫌な気持ちになるのに、

私自身も同じようなこだわりを

持っていたのかもしれません。

過去に傷つけられた人を許せませんでした

長く生きていれば、

人を傷つけてしまうことも、

誰かから傷つけられることもあります。


私にも、今でも心に残っている

出来事がありました。


相手が最初から

私を傷つけるつもりでは

なかったことは、頭では

分かっていました。


過去の出来事は、

もう終わっていることも

分かっていました。


それでも、「許せない」

という気持ちが消えませんでした。


早くその執着を手放して、

未来に進みたいと考えてました。


でも、どれだけ頭で考えても、

許そうと考えても、実際に

相手を許すことができませんでした。

正しさを手放したら負けるような気がしていました

私の中には、

「私は正しい」

「私は間違っていない」

「おかしいのは相手の方だ」

という気持ちがありました。


実際に、相手が間違っていた

部分もあったと思います。


でも私は、相手を許すことが、

「相手が正しかったと認めること」

「自分が間違っていたことにすること」

のように感じていました。


正しさを手放したら、

自分が負けを認めてしまう。


自分が受けた心の傷まで、

無かったことにしてしまう。


実際に、そんな考えと

抵抗感がありました。


だから私は、

自分の正しさを握りしめ、

相手を許せずにいました。

人を許せない自分まで責めていました

相手を許せないことだけでも

苦しかったのですが、さらに私は、

「どうして私はいつまでも許せないんだろう」

「もっと心の広い人にならなければいけない」

「過去のことをいつまでも気にする自分はダメだ」

と、許せない自分まで責めていました。


今振り返ると、私を最も苦しめていたのは、

人を許せないことだけではなく、

人を許せない自分を許せなかったこと

だったのだと思います。


相手を責めながら、

同時に自分自身も責めていました。


どちらに向かっても

怒りや否定があり、

心が穏やかになることが

ありませんでした。 

感情解放カウンセリングを受けました


私はずっと、相手を許すことは、

自分を楽にすると分かっていました。


でも、頭で整理しようとしても、

「許せない」という感情は

消えませんでした。


このまま過去にとらわれ

続けるのは苦しいと思い、

ストレスクリアルームに行きました。


感情解放カウンセリングでは、

誰が正しくて誰が間違っているか

を決めるのではなく、私が

抱えている感情と向き合いました。


感情そのものを手放すことで、

少しずつ自分の状態を客観的に

見られるようになっていきました。

「なぜ許せなかったのか」を考えられるようになりました

感情解放カウンセリングを受けた後、

「どうして私は、これほど

許せなかったのだろう」

と、以前より落ち着いて

考えられるようになりました。


それまでは、相手の言動を

思い出すだけで感情が大きく動き、

「相手が悪い」

「私は間違っていない」

という考えに戻っていました。


でも今は、自分の正しさを証明することよりも、

「私はあの時、何を感じていたのだろう」

「何を分かってほしかったのだろう」

と、自分の気持ちを見る

ことができるようになりました。

相手を正しいと認めなくても、気持ちは手放せました

私が気づいたのは、

相手を許すことは、

相手の行動を正しい

と認めることではないということです。


傷ついた事実を

否定することでもありません。


相手にもう1度近づかなければ

ならないわけでもありません。


ただ、過去の出来事を思い出す度に、

自分自身が苦しみ続ける

状態から離れることでした。


相手の行動に納得できない部分が

残っていても、以前のような強い

「許せない」という気持ちは

少しずつ離れていきました。

「許せない」という気持ちが以前ほど湧かなくなりました

あれから、

過去の出来事を思い出しても、

以前ほど強い感情が

湧かなくなりました。


無理に、

「もう許そう」

「気にしないようにしよう」

と思っているわけではありません。


ただ、あれほど自分を

苦しめていた気持ちが、

以前より遠くなったように感じます。


正しさを全て捨てたわけではありません。


今でも、自分が正しいと思うことや、

大切にしたい価値観はあります。


でも、自分が正しいことを

証明するために、相手を

責め続ける必要はなくなりました。

人を許せない自分も、少しずつ受け入れられるようになりました

以前の私は、

人を許せない自分を、

「心が狭い」

「未熟だ」

と責めていました。


でも今は、

「それほど傷ついていたから、

許せなかったんだ」

と思えるようになりました。


許せなかった自分にも、

その人なりの理由がありました。


その気持ちを否定せずに

受け止められるようになったことで、

相手への強いこだわりも

少しずつ弱くなったのだと思います。


私にとって人を許すことは、

相手のためにすること

ではありませんでした。


過去の正しさを

争い続けることから離れ、

自分自身を苦しみから

解放することだったのだと思います。

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