親の言う通りに生きてしまう人へ|自分らしい人生を選ぶために大切なこと

query_builder 2025/09/03
自分らしさ
親の言う通りに生きてしまう人へ|自分らしい人生を選ぶために大切なこと

※この記事では、日常生活における

「しつけ」ではなく、就職や進学などの

人生の進路について、親から受ける影響を扱っています。


「親が勧めているから、この道に進んだ方がいい」

「親を安心させたい」

「親の期待を裏切りたくない」

「本当は違うことをしたいけれど、反対されるのが怖い」


進学や就職など、人生の大きな選択をするときに、

親の意見が気になってしまう人は少なくありません。


親の意見を聞くこと自体が、
悪いわけではありません。


自分より長く生きてきた親だからこそ、
参考になることもあります。


しかし、親の意見を聞くことと、

親に自分の人生の決定権を渡すことは違います。


親の意見を聞いたうえで、

最後に、「私はどうしたいのか」

を自分自身で選ぶことが大切です。

親は「失敗してほしくない」と考える

多くの親は、子どもに

苦しい思いをしてほしいとは思いません。


・できれば失敗してほしくない

・安定した仕事に就いてほしい

・経済的に困らないでほしい

・危険なことはしてほしくない

そのように考えることがあります。


それ自体は、子どもを

大切に思っているからこそ

の気持ちでもあります。


ただし、

ここで大切なことがあります。


親が考える「幸せ」と、

自分が感じる「幸せ」が同じとは限りません。


親にとっては、

安定した会社に就職することが

幸せかもしれません。


でも、自分にとっては、
好きな仕事に挑戦することが

幸せなことが多いです。


親にとっては、

地元で暮らすことが

安心かもしれません。


でも、自分は別の土地で

生活してみたいかもしれません。


どちらが正しいということではありません。


親には親の価値観があり、

自分には自分の価値観がある。


ここを分けて考えることが大切です。

あなたのためという中に親の感情がある

親から、

「あなたのために言っている」

と言われることがあります。


その言葉が、
すべて嘘だということではありません。

本当に子どものことを心配して、
言っていることもあるでしょう。


ただ、親自身の感情がまったく

入っていないとも限りません。


「失敗したらどうしよう」

「生活できなくなったらどうしよう」

「危険な目に遭ったらどうしよう」

「将来困ったらどうしよう」


という、

親自身の不安や恐れ

が含まれていることがあります。


つまり、親の言葉には、

子どもへの愛情と、親自身の不安が

同時に存在していることがあります。


だからこそ、親の言葉を

そのまま自分の答えにするのではなく、

1度立ち止まって、

「では、私はどうしたいのだろう?」

と考えることが大切です。

親の期待と自分がしたいことを分ける

長い間、親の期待に応えながら生きていると

自分でも、どこまでが親の望みで、

どこからが自分の望みなのか、

分からなくなることがあります。


例えば、

「安定した会社に入りたい」

と思っているとします。


でも、

さらに自分の内面を見てみると、

「安定した会社に入りたい」

のではなく、

「安定した会社に入ったら親が安心する」

「親から認めてもらえる」

「周りからちゃんとしていると思われる」

という気持ちなのかもしれません。


もちろん、

自分自身が安定を望んでいるのであれば、
それでいいのです。


大切なのは、

何を選んだのかだけではなく、

なぜ自分はそれを選んだのか

です。

親の言う通りにしてしまう背景には感情がある

本当は別の道に進みたいのに、

親に反対されたことで、
諦めてしまうことがあります。


そのとき、

自分を止めているものは、

親の言葉だけとは限りません。


自分の中にある、

親に嫌われる怖さ

認めてもらえない悲しさ

親を悲しませる罪悪感

失敗する恐怖

自分の選択に対する不安

親を安心させなければいけないという責任感

などが、自分の選択に

影響していることがあります。


すると、

「私はどうしたいのか」

ではなく、

「親にどう思われるのか」

が人生の選択基準になってしまいます。

親に反対された道が正しいわけでもない

ここも大切です。

親が反対したからといって、

その道が必ず自分にとって

正しいわけではありません。


反対に、親が賛成した道が

間違っているわけでもありません。


例えば、自分が本当に

公務員になりたいのであれば、

親が公務員を勧めていたとしても、

それは自分らしい選択です。


重要なのは、

親と同じ答えを選んだか、

違う答えを選んだかではありません。


その答えを、

自分自身が選んだのか

ということです。


親への反発だけで、
反対の道を選んでしまえば、

それもまた、

親を基準にして人生を決めていることになります。


自分らしく生きるということは、

親に従うことでも、

親に逆らうことでもありません。


自分が本当に望んでいるものを知り、

自分自身で選ぶことです。

本当の自分が分からなくなることがある

子どもの頃から、

「こうしなさい」

「こっちの方がいい」

「そんなことをしても意味がない」

「安定した仕事に就きなさい」

と言われ続けていると、

いつの間にか、

自分の感覚よりも、

周りの評価を優先するようになることがあります。


そして大人になってから、

「自分が何をしたいのか分からない」

「何をしても満たされない」

「自分らしさが分からない」

と感じることがあります。


これは、

自分自身がなくなったということではありません。


周りの価値観や期待を優先し続けたことで、

自分自身の感覚が分かりにくくなっている

ことがあります。

自分らしい人生を選ぶときには怖さが出る

これまで、

親や周囲の期待に合わせて生きてきた人が、

自分の望む道を選ぼうとすると、

怖くなることがあります。


「失敗したらどうしよう」

「親に反対されたらどうしよう」

「後悔したらどうしよう」

「生活できなくなったらどうしよう」

「自分には無理なのではないか」


その怖さが大きいと、

本当は進みたい方向があっても、

安全だと思える方へ

戻ってしまうことがあります。


だから、「自分らしく生きよう」

と頭で考えるだけでは、
変えられないことがあります。


自分らしい選択を止めている

感情そのものを見ること

も大切です。

失敗しない人生より、自分で選ぶ人生

自分で選んだ道だからといって、

必ず成功するわけではありません。

うまくいかないこともあります。


途中で「やっぱり違った」

と気づくこともあります。


でも、

それも自分の人生の中で得た経験です。


一度選んだら、一生その道を

歩かなければならないわけではありません。


違うと思ったら、

また選び直すこともできます。


大切なのは、絶対に

失敗しない答えを探す

ことではなく、自分で選びながら

自分の人生を作っていくことです。

自分を喜ばせる人生へ

「親を安心させたい」

「親を喜ばせたい」

と思うこと自体は、
悪いことではありません。


ただ、

それが人生を選ぶときの一番の基準になってしまうと、

自分自身の気持ちが置き去りになることがあります。


親を喜ばせるために、

自分の人生を選ぶのではなく、

まず、

自分はどのような人生を生きたいのか

を考えてみてください。


・親の意見も聞く

・必要な情報も調べる

・自分の能力や現実的な条件も考える


そのうえで、

最後は自分自身で決める。


それが、

自分の人生に責任を持つ

ことでもあります。

親の意見を聞くことと、人生の決定権を渡すことは違う

この記事で伝えたいのは、

「親の言うことは聞いてはいけない」

ということではありません。


親の意見が、
自分にとって役立つこともあります。


でも、

親があなたの人生を

代わりに生きることはできません。


だから、

人生の大きな選択をするときには、

「親はどう思うだろう」

だけではなく、

「私はどうしたいのだろう」

という視点も持ってみてください。


そして、

親への罪悪感や、

反対される怖さ、

失敗への恐怖などが強く、

自分の気持ちを選べなくなっているのであれば、

その感情と向き合うことも大切です。


ストレスクリアルームでは、

自分らしい選択を妨げている感情を特定し、

その感情を解放していく

感情解放カウンセリングを行っています。


周りの期待だけではなく、

自分自身がどうしたいのか。

その感覚を大切にしながら、

自分の人生を自分で選んでいく。


それが、自分らしく生きることに

つながっていくのだと思います。

【この記事を書いた人】
竹田 久善(たけだ ひさよし)
ストレスクリアルーム
代表カウンセラー・心理療法士

新潟市中央区の「ストレスクリアルーム」で、感情や心の悩みに向き合うカウンセリングを行っています。

これまで2,511件以上の相談に携わり、不安・怒り・悲しみ・人間関係・仕事・恋愛・夫婦・家族・親子関係・トラウマなど、さまざまな悩みと向き合ってきました。

心の学びでは、日常の悩みや生きづらさを軽くするための気づきや本質について分かりやすくお伝えしています。

竹田久善のプロフィールを見る

ロゴ
ストレスクリアルーム
住所:

〒951-8066

新潟県新潟市中央区東堀前通3番町386番地1

コーポ村山 3階305号室

カウンセリングのご予約

1回/11,000円(税込)で回数制のため時間制限はございません。